転妻のゆううつ

妊活と株といろいろ雑記ブログ

【妊活疲れ】子供がほしいか分からなくなったら・・・

妊活を優先しようと決めてから、このところはずっと妊活中心で過ごしてきました。

通院・治療もしていますが、この度ふと、疲れまして。

子供はどっちでもいいかなという気分になりました。

誤解のないよう言うと、欲しいは欲しいのです。

ただ感情には波があります。

今回が初めてではありません。

長引く妊活ではしばしば起こることです。

中には最初から最後まで子供が欲しい一心で来たという方もいるとは思いますけど、どうやら私はそういうタイプではないようです。

疲れたわけ

理由ははっきりしています。

仕事がしたくなってきたのです。

なぜ仕事がしたいって、それはお金を稼ぎたいのが一番ですが、スキルを落としたくないとか、社会とのつながりとか、そういう目的もあります。

もちろん、8時間労働は私の体力ではキツイのですが、それとは別に通院のことを考えて仕事を探さないといけませんから、やりたいことは諦めざるを得なかったりします。

そうすると、仕事を探す上で『不妊治療が足枷になっている』という感覚になるのです。

いつ授かるか、一生授からないかも分からない子供のために、自分のしたいことを我慢して治療のために過ごすって、結構ストレスになります。

これから夫婦二人で生きていくだけでもお金はかかるのに、不妊治療のために仕事セーブして、その上治療費は出ていく。

治療も楽ではありません。

痛い検査や薬の副作用に耐えても、生理と共に努力があっけなく水に流れていくのを繰り返すと、疲れるのです。

この『治療のために生きてる状態』から解放されたくなるのです

気持ちは変化して当然

厳しいことを言う人なら、「子供を欲しがる気持ちがその程度だからダメなんだ」と言う人もいるかもしれません。

でも私はそうは思いません。

そもそも妊娠している人すべてが、強く望んで妊娠した訳ではないですよね。

「できてもいいかな」とか「できちゃった」というような、フワッとした気持ちで妊娠した人だって多いでしょう。

それでも妊娠すれば子供の命は大事だし、産まれたらかわいいのです。

例えば好きな人に告白して何度も振られてるのに、「諦めるなんてその程度の気持ちなのか」と叱咤されてるようなもので、だいぶ理不尽な話だと思います。

普通心冷めますよね。

冷めない方がちょっと怖いというか、狂気を感じます。

疲れた時は・・・

子供をどうするかと言うのは、夫婦で都度話し合い、認識合わせをします。

基本的に夫は子供好きで、小さい子を見ると明らかに嬉しそうにしています。

その姿を見ていると、この人を父親にしてあげたいと思います。

私にとって妊活の原動力になっていることは間違いありません。

でも夫はいつも私の気持ちを尊重してくれます。

まあ、妊娠・出産は女性がするものなので、妻の意思が尊重されるのは当然っちゃ当然なのですが。

よく妊活の話で、『疲れたら休もう』と言われますね。

心身のためには休むのが一番ですが、時間は待ってくれません。

休んで後悔しないだろうかと、妙な焦りを感じたりします。

個人的には、絶対欲しくないと思っている訳じゃないなら、ゆるく妊活を続けるのが良いと思っています。

通院しているなら通院を休むとか、基礎体温を測っているのを止めるとか、妊娠するためにやっていることのうち、一つか二つ、止めるだけでもだいぶ楽になります。

そして生理を迎えて残念に思ったら、まだ欲しいんだなと、自分の気持ちに気づくかもしれません。

『子供がいない=変化がない』ではない

欲しくなかったのが欲しくなったり、欲しかったのがそうでもなくなったり、気持ちが変化するのは自然なことだし、そこでまた自分と向き合うことになります。

妊活中は『何も変わっていないようでちゃんと変わっている』のではないでしょうか。

要するに『子供』という目に見える成果はなくとも、自分が変化していない訳ではないということです。

周りに子供が産まれて、自分たちだけずっと同じところにいるような気がした時期もありましたが、今は、子供がいてもいなくても、夫婦で自分たちの『家族のかたち』を作っていると感じるようになりました。

だから、妊活を続けて子供ができなかったとしても、その時間は決して無駄じゃありません。

疲れて、自分の気持ち分からなくなって、向き合って、それが糧となる日が来ると思っています。