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買付手数料が無料になったSBI証券の「S株」とは?NISAにも使える!

SBI証券の「S株」とは?

日本株は通常、1単元(100株)で売買しますが、100株に満たない単元未満株というのがあります。

証券会社が提供しているサービスで、会社ごとに名称は異なりますが、SBI証券では『S株』と呼んでいます。

2022年7月4日から買付手数料が完全無料になりました。

ただし、売却時は約定金額の0.5%(税込:0.55%)(最低手数料50円(税込:55円))がかかります*1

手数料にも消費税かかるんですね。知りませんでした。

ちなみに単元未満株も、保有株数に応じて配当金を受け取ることが可能です。

 

注意事項

単元未満株は次のような特徴があります。

  • 指値注文はできない
  • すぐに約定しない

注文が可能な時間帯、約定タイミングは証券会社によって異なります。

約定するときの価格で購入することになるので、思ったより上がった・下がったということがあるかもしれません。

SBI証券『S株』は24時間注文可能ですが、約定タイミングは次のように決められています。

SBI証券「S株」の約定タイミング

SBI証券->単元未満株(S株)取引ルール (sbisec.co.jp)

 

活用方法①長期保有でコツコツ買い

S株の活用方法のひとつは、コツコツ買いです。

2000円の株を100株で買おうとしたら20万円必要ですが、いきなり20万で買って値下がったら嫌ですよね。

ここが底と思って買ったらまだ底があった、なんて言うのはよくある話。

1株ずつコツコツ買うか、10株ずつ買うか、何でもいいんですが、これぐらいなら買ってもいいかなと思う数だけ買います。

その後、下がったらさらに買い増しします。

そうして100株に到達したら、単元株として売却が可能になります。

逆に「100株あるけど50株だけS株として売却したい」というのはできません。

基本的には単元で売買した方が手数料負けしにくいので、S株で売却できなくて困ることはないかと思いますが、ちょっとずつ売りたい人はご注意ください。

 

活用方法②S株でNISAを使い切る

S株はNISA口座での買付も可能です。

NISA口座で買っても買付時の手数料はかかりません。

NISA枠が少しだけ残ってしまった場合、S株でその枠を使い切れば、無駄なく非課税の恩恵を受けることができますね。

 

S株はこまめに売買すると売却手数料が大きくなってしまうので、長期保有に向いていると言えます。

サービスの内容を理解したうえで、うまく活用したいですね。